生活習慣病について

セルフケアの重要性について

財団では、 医師や看護師が病気にかかった患者をケアする「医療」に対し、企業や市民への情報提供とセルフケアに関する啓発活動を通じ病気の一次予防に与する役割を担っています。

2型糖尿病などの生活習慣病やその予備群の減少を目的とする「特定健診・保健指導」が2008年度から開始され、特定保健指導では生活習慣の改善が必要な人に保健指導が行われておりますが、我々も生活習慣病の方を減らす事が重要と考えております。

生活習慣病とは

厚生労働省の定義によると、「生活習慣病」は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」です。食習慣が理由で発症する疾患としては、糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症、大腸がん、歯周病などがあります。
運動不足が原因となる疾患は、糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症などです。

特に昨今、爆発的に増加している糖尿病の対策として、生活習慣の改善、特に食生活と運動への取り組みが必要となっています。糖尿病患者にとって、地域のかかりつけ医から専門医などへの一次予防から三次予防までの連携がとりわけ重要とされておりますが、まだまだ一般市民の皆さんへの浸透が弱く、徹底できていないのが実情です。

財団では、職場で産業医や衛生管理者とチームを作り、企業で働く労働者の身体的・精神的な健康管理や増進にあたるなど、生活習慣病の改善に対する取組に力を入れております。

健康企業通信